高田屋嘉兵衛の北方航路開拓の拠点函館・末広町に高田家代々の遺品・史料を現代に伝える

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北前船 寄港地と交易の物語 

著者:加藤貞仁、鐙啓記       
発行:無明舎出版

大阪と北海道を、瀬戸内海・関門海峡・日本海岸を経る沿岸航路で結び、米やニシンを中心にあらゆる商品を売買した北前船。18道府県182市町村の寄港地を訪ね、当時屈指の流通ルートの港の歴史を多数の写真を駆使して描いた格好のガイド。蝦夷のニシンは魚肥となって木綿や藍の生産に大きく貢献し、日本人の衣服を豊かにした。布は貴重なダシとして日本料理に欠かせないものなり、青森のヒバ材は上方で建材として使われた。各地の産物や語り継がれたエピソードから、当時の日本の姿が眼前に現れてくる。

カテゴリ: takadayakahei(2012年11月30日 21:34)

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只天下のためを存おり候 高田屋嘉兵衛   
者:生田美智子
発行:ミネルヴァ書房 

 淡路島に生まれ、22歳で故郷を出奔し、蝦夷・箱館を拠点に千島方面の開発事業や蝦夷・江戸の航路を拓くなどで一代で稀代の豪商になった高田屋嘉兵衛。船乗り・商人・事業家、そしてたぐいまれな外交手腕を発揮してゴロウニン事件の幕引きを成功させたその生涯を描く。日露両国に残された史料を駆使し、嘉兵衛の先見性、巧みな交渉手腕が培われた過程を解き明かす。

カテゴリ: takadayakahei(2012年11月30日 21:15)

北方歴史資料館 販売取扱書籍 

 書籍タイトル       頒価      著者・編者     発行者 
高田屋嘉兵衛伝      500   編:須藤隆仙、高田嘉七 北方歴史資料館 
図録 高田屋嘉兵衛    700      編:須藤隆仙       北方歴史資料館 
日本幽囚記Ⅰ        1,365       著:V.M.ゴロヴニン、訳:斉藤智之
日本幽囚記Ⅱ        840       著:P.I.リコルド、訳:斉藤智之
日本幽囚記Ⅲ         735      著:P.I.リコルド、訳:斉藤智之
対日折衝記           735      著:P.I.リコルド、訳:斉藤智之
遭厄自記                700   高田屋嘉兵衛翁顕彰会 
高田屋嘉兵衛翁伝  2,100       財団法人五色ふるさと振興公社  
高田屋嘉兵衛のすべて3,150     編:須藤隆仙、好川之範  新人物往来社 
釣りキチ三平 平成版 三平inカムチャッカ  カヒの秘密編 9巻   
                                  570       著:矢口高雄     講談社 
同上:リコルド編 10巻   580       著:矢口高雄     講談社
同上:シリの編   11巻   630        著:矢口高雄     講談社 
只天下のためを存おり候   高田屋嘉兵衛
                                3,675       著:生田美智子   ミネルヴァ書房 
北前船 寄港地と交易の物語             
                                2,940       著:加藤貞仁、鐙啓記  無明舎出版

カテゴリ: takadayakahei(2012年11月 7日 00:02)



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黒船前夜  
ロシア・アイヌ・日本の三国志 
 渡辺 京二 (著) 出版: 洋泉社
(2010/2/2) 

 

この書は、1850年代のペリー来航~開国より50年以上も前に、日本がロシアを相手に通商開国するという政策転換がありえたという、スリリングな事実を解明したという点で特筆すべき内容を含む。  
 そのキーマンになったのが日本側では高田屋嘉兵衛と荒尾但馬守、ロシア側は2年間松前で幽囚されたロシア艦の艦長ゴロウニンとその副官リコルドだった。旧著「逝きし世の面影」の続編は、18世紀末から19世紀半ばまでの蝦夷・千島・樺太を舞台に繰り広げられたロシア人・アイヌ・日本人のエピソード溢れる興趣そそる読み物。

カテゴリ: takadayakahei(2012年10月28日 22:56)

函館の西部地区一帯には、高田屋嘉兵衛の銅像、本店跡などの高田屋の時代を想像する上でのてがかりになる場所が多数あります。
このマップをダウンロードして散策してみるのも楽しいですね。 


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             函館国際観光コンベンション協会提供


カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 14:53)

高田屋嘉兵衛の七代目、高田嘉七氏が設立した社団法人北方歴史研究協会(現理事長は嘉七氏次女)が管理運営する資料館で、高田屋文書など近世経済史の未公開資料が多数所蔵されている。

カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:54)

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高田屋の守護神として、本宅に安置されていたもので、旧恵比須町の由来ともなった。 現在は北方歴史資料館の脇におかれている。


カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:53)

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画像提供/函館市公式観光情報サイト「はこぶら

かつて高田屋嘉兵衛の造船所があった近くで、かつての海産商の倉庫2棟を活用し、高田屋嘉兵衛をしのばせる展示を行う民間の資料館である。(北方歴史資料館との共通入場券あり)

カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:53)

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東西50余間、南北80間におよぶ敷地に本宅の他に米蔵数棟、別荘、傭者の長屋敷、馬屋、道具庫などを含み、壮大な庭園を持ち「高田屋御殿」と呼ばれていた。現在は記念碑が建立されている。


カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:52)

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函館山を背に嘉兵衛43才の頃、函館奉行の代理としてロシア軍艦ディアナ号を訪問した時のイメージ。銅像の高さ3.6m、重量2トンで日本の3大銅像とも称される。函館出身の彫刻家、梁川剛一氏が製作。


カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:52)

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画像提供/函館市公式観光情報サイト「はこぶら

本州より移植し高田屋屋敷の庭園をかざっていたとされるクロマツで、明治11年から函館公園の入り口に植えられている。

カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:52)

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文政2,3年の飢饉にあたって嘉兵衛は住民救済のため海中より巨奇岩を引き上げる仕事を与えた。地域老若男女、子供等に給金を支払う初の失業対策事業であった。高田屋屋敷の庭石として後に亀石と呼ばれている。(片割れは弥生坂上の海軍戦没者墓地にある)

カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:51)

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現在はペンション「じょう蔵」が立つあたりが高田屋の本店跡。かつてはこのすぐ裏が岸壁だったという。ペンション内には当時大阪より井戸掘り職人を呼んで作らせ、町に寄贈した防災用掘貫井戸が残っている。


カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:50)

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高田屋の船大工であった続豊治が造った日本で最初の洋式帆船。'88青函博イベントに際して復元・展示された。現在は西浜埠頭近くに設置されている。


カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 13:50)

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嘉兵衛は現在の船見町にある浄土宗称名寺を檀那寺とした。寺域内には高田屋嘉兵衛一族の墓と高田屋嘉兵衛顕彰碑が建立されている。


カテゴリ: takadayakahei(2012年10月25日 12:51)
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