前館長は、高田屋嘉兵衛の子孫という立場でロシアとの友好関係を築いていました。
よくロシア(ソ連)へ行っておりましたが、その際にロシア国立資料館でコピーさせていただいた、
松前奉行がロシアへ送った書簡があります。コピーとはいえ大変めずらしいものとのこと。
下に読み下し文を付けました。
ゴローニンの釈放をめぐって両国間で交わされたものであり、現存する日本とロシア間の最古の外交文書です。
函館へ入港したリコルドへ渡された松前奉行の書簡で、ロシア政府の弁明を認めた上で捕虜を返還する、と書いています。
高田屋は幕末から明治にかけて倉庫業をしておりました。
日記によると、30箇所ほどあったようです。
函館で幕末といえば・・・新政府軍と旧幕府軍との最後の戦闘ですね。
幕末好きの方、お待たせいたしました。
函館戦争頃の市内の様子などが第三者視点で日記に残されております。
天気も書いてあります。函館市史にも載っておりません。
読み下しをボランティアのかたにしていただいたので、
読んでいただいた先から展示していきます。どうぞご一読くださいませ。
高田屋嘉兵衛とは全く関係ないのですが、面白いですよ。オススメ!
当館は高田屋嘉兵衛の子孫がやっておりますので、
展示内容は高田屋関連の資料がほとんどを占めております。
ですが、じつは横山松三郎関連の資料も結構あります。
今後はどんどん出していこうと思いますので、よろしくお願いします!
と、いうことで第一弾。展示を変更しました。
この作品はとても美しいです。
「彩色母子像」とはなっておりますが、赤ちゃんを抱いている若い女性(十代?)が
うつむいているので、もしかしたら母親ではなく乳母かも知れません。